気持ちいい関係。

  top


くーちゃん、夏を満喫する。*2*


過去拍手小話。
初出:2014/7/20
1のつづき。



着替えるのももどかしく水着の水分を軽く拭うとそのまま服を着込んで祐哉は杏とともに部屋に戻る。
杏も同じように水着の上から服を着込んでいた。
キスをしながら服を脱がせ合うとそのままバスルームへ向かう。
シャワーのコックをひねると冷えた体に暖かさが染み渡っていった。

「んっ」

互いの体を手で撫でながら素肌の感触を確かめ合う。
性急に這わされる手の動きに祐哉と杏の息があっという間に上がった。

「ゆ、や」
「くぅ」

見つめ合い唇を寄せてキスをして体を抱き締め合うを何度か繰り返した。
唇を貪り合いながら杏の片足をバスタブの淵に乗せると祐哉は足の間に指を滑り込ませて蕾をゆるりと撫でる。
ああんと声をあげた杏も祐哉のものに手を伸ばすと緩く扱き始めた。

「ああ。くぅ。いいですよ」
「んっ。ゆ、やも、気持ち、い?」
「最高ですね」
「私も、いい」

いつもならこどもの気配がして落ち着かないがこうやってひと月に一度だけ何も考えず互いのことだけを想って抱き合うことは必要不可欠なことになっていた。
どこか満たされない感覚に杏は落ち着かなくなり眠れぬ日々が続いていたのである。
いち早くそれに気づいた祐哉は汐見に協力を願い出て、ひと月に一度だけ息抜きをする日を作ったのだ。
息抜きの日は効果てきめんで翌日には杏も落ち着いて眠るようになり、祐哉がほっとしたのは言うまでもない。

「ゆーや。もっと触って」
「ええ。くぅの望むままに。とろとろにして差し上げますよ」

祐哉の言葉に杏は笑みを浮かべると唇を突き出してキスをねだった。
息抜きの日だけは杏は祐哉にべたべたに甘える。
普段から甘え癖はあるほうだがそれ以上に甘えるのだ。
角度を変えながら杏の唇を何度も食む。
杏の中に埋め込んだ指がキツく締めつけられ、うねり始めた。

「このままバスルームで抱かれるのと、ベッドで抱かれるのと、どちらがいいですか?」

くすりと意地悪そうに笑うと祐哉は杏のいいところを執拗に引っ掻いた。
喘ぎ声を絶えずあげている杏に答える余裕はない。
ベッドまでもたないことは祐哉が一番よくわかっている。
それなのにワザと杏に問いかけたのだ。

「い、じわ、るっ」

バスタブの淵に乗せたつま先は震えていて今にも崩れ落ちそうだった。
祐哉は杏の手を首に回させて抱きつかせるとバスタブの淵に乗せていた足を自身の腰に引っかけさせ一気に貫く。

「ぁぁーーーっ!」
「ベッドに行く前に一度イっておきましょうか」
「ぁっ!ぁぁ、はっ、ゆ、やぁ!」
「わかってますよ。今、あげますから」

腰に引っかけさせた太ももをぐっと掴むと祐哉は息を与える間もなく揺さぶり始めた。
杏の中は祐哉を逃すまいとキツく絡みついてくる。
絶頂を促すようにうねりながら絡みつかれ、祐哉も荒い息をつく。

「ゆ、やっ!きょ、そのままっ!」
「ああ。安全日、でした、かっ」
「んっ!だ、いじょ、ぶ、だから!そ、のまま、き、てっ!」

祐哉に必死にすがりついてくる杏をキツく抱き締めて祐哉は杏の中に白濁を注ぎ込んだ。
久しぶりの感触に強烈なめまいを感じた。
直接注ぎ込む感覚は何にも代え難く気持ちがいい。
暖かな杏の中は心地よく気を抜けば倒れ込んでしまいそうだ。
ぐっと耐えるように足を踏ん張ると杏の腰を強く掴んで自身を引き出した。
とろりと流れ出す白濁が杏の足を伝って零れ落ちていく。
手早くシャワーで洗い流すとくったりとしている杏を抱き上げてベッドへと向かった。
ベッドになだれ込むと抱き締めてキスをし合う。
気持ちよさそうにしている杏の頭を撫でて休憩だ。
泳いで疲れたこともあり、のんびりとしている。

「ゆーや。気持ちい」
「そうですね」
「腕枕、して」

杏の首の下に腕を通すと擦り寄るように杏が近づいてきて祐哉の胸に顔を埋める。
ふあっとあくびをした杏に祐哉はくすりと笑った。

「少し眠りますか?」
「んー。大丈夫。暖かいから気持ちいーの」

杏がちゅーと唇を突き出してくると祐哉は突き出された唇をぺろりと舐める。
祐哉の舌を追いかけるように杏も舌を伸ばしてくると舌を絡めて深く口づけた。

「んー」

ゆったりと口の中を味わうと杏に火がついたのか祐哉の上に乗り上げてイタズラを仕掛けてきたのだ。
首筋に唇を這わせながら胸に触れて刺激する。
硬くなった頂きを指でくりくりとこねた。

「んっ」
「ゆーや。きもちい?」
「どうにかなってしまいそうなくらいに」
「どうにかなってよ〜」
「では、どうにかしてもらいましょうか?」
「うんっ」

ぺろりと頂きを口に含むとちゅちゅと吸いながら手を脇腹に這わせて太ももを撫でる。
硬くなり始めた祐哉のものに指を絡めてゆったりと手を動かした。
先端を柔らかく撫でるとびくりと根元が震えて杏の口元に笑みが浮かぶ。
ちゅっと胸から口を離すと顔を下げて祐哉のものをかぽりと口に含んだ。
舌先で先端をくすぐると祐哉の口から甘い声が漏れた。
気をよくした杏は筋にそって下からそっと舐め上げる。
ぴくりと震え大きくなっていくそれに杏はごくりと喉を鳴らす。
舐めては先端から口に含んで吸い上げを繰り返していると祐哉が杏の肩を押した。

「もういいですよ」
「ん」

舐めていると愛おしくなってくる祐哉のものにちゅちゅとキスをすると杏は名残惜しそうに口を離して祐哉の体をまたぐように上になった。
祐哉が杏の中に指を入れてくすぐると杏は背を反らせて喘ぐ。
バスルームで祐哉を受け入れた中はまだ柔らかく解れている。

「くぅ。いいですよ。そのまま腰を下ろしてください」
「んっ」

勃ち上がった祐哉のものをゆっくりと中に収めながら杏は気持ちよさからうっとりとした顔をする。
ぺたりと座り込むとはぁと息をついて腰を前後に揺らせ始めた。
杏の手が祐哉の手を取ると胸に導いて触ってと囁く。
柔らかな胸を揉みしだきながら祐哉は杏に与えられる快楽に耐えた。

「くぅっ、気持ち、いいですね」
「ぁ、ぁぁ!ぁん!ここ、きもち、い?」
「いいですね。ああっ!」

くっと歯を食いしばった祐哉に杏はほくそ笑む。
ぺたりとベッドにつけていた膝を立てて手を後ろにつけると足を開いて腰を上下に振り始めた。
角度が変わったことで杏の喘ぎ声は大きくなり、祐哉もはっはっと荒い息をつく。

「くぅっ」
「ぁぁ!ぁっ!きもち、いっ!なか、きもち、いっ!」

繋がっている場所を見せつけるように杏は腰を動かすと祐哉は手を伸ばして杏のぷくりと膨れた蕾に触れて撫で始めた。
びりっとした痺れが背筋に走って杏は悲鳴を上げる。

「ああああああ!!!」
「き、ついですね」
「やあああああっ!ゆ、やっ!だめだめーーー!触っちゃ、だ、めえええええ!」

やめてと言われてやめる祐哉ではない。
蕾に刺激を与えて自身も腰を動かして杏の体を持ち上げた。
深いところを抉るように突き上げられて杏の肘はかくりと崩れ落ちる。
すかさず祐哉が体勢を立て直して杏を組み敷く。
太ももをぐっと手で押さえつけると片足を肩にかけて杏の中を深く貫いた。

「ぁ、ぁぁぁーーーーーっ!」

背を反らせて悶える杏を抑えつけて祐哉はぐるりと腰を回して杏の中をかき乱した。
与えられる刺激に杏はなすすべもなく絶頂を迎える。
下腹部を震わせた杏に祐哉が眉間にしわを寄せて肩にかけていた杏の足首と腰を掴む手に力を込めた。

「すごい、ですね。くぅの中がすごくうねっていますよ」
「は、ぁぁ、ぁっ!き、もち、いっ」

絶頂を迎えたばかりの体を祐哉が休むことなく揺さぶり始め、杏は頭を振ってだめえええ!と叫ぶ。
杏の手は祐哉の肩を押し返すが抵抗も虚しく快楽の波に引きずり込まれた。

「ゆ、やぁ!」
「はっ、ああっ、くぅ!」
「イっちゃうぅ!イッちゃ、あ、ぁぁ!イッちゃうぅぅぅ!」

キツく締めつけられ、祐哉は杏の中へ白濁を注ぎ込んだ。
二度三度と打ちつけて吐き出すと祐哉は手足を投げ出してはぁはぁと息をついている杏の顔の横に手をついて倒れ込むのを回避した。
杏の中はまだびくびくと震えていて祐哉を刺激し続けている。
このまま三回目に突入できそうな勢いだ。

「さすがに、無理です、かね」
「な、に、がぁ?」
「三回目ですよ」
「ん。いい、よぉ」

えへっと笑う杏に祐哉は苦笑いする。
可愛がってくれるんでしょー?と煽られて祐哉は杏の体をうつ伏せにさせると後ろから杏を突き上げた。

「ぁぁーーーっ、んっんっ!」
「くぅにお願いされましたし、ねっ」
「ぁん!」

杏は枕をぎゅっと掴むと打ちつけられる衝撃に耐えて喘いだ。
ぐちゅぐちゅと鳴り響く音に耳が刺激されて官能が高まっていく。
何度も体を揺さぶられて杏は体を震わせた。

「きも、ち、いっ」
「本当に。狂いそうですよ」
「も、っと、くる、ってぇぇぇ!」

後ろを振り向いた杏の顔がとろりとしていて祐哉はもっともっとと煽られる。
抱き寄せて唇を食むようにキスをすると杏の中がきゅっと締まり、祐哉は息を詰まらせた。

「んっ、んーーーーーっ」

杏の嬌声を飲み込むと祐哉はキツく杏を抱き締めて果てた。
はっはっと息をしながらベッドに倒れ込むと杏からおーもーいーっと抗議の声があがる。
くつくつと笑って体を横にずらすと向かい合うように寝転がった。

「ちょっと、疲れたぁ〜」
「ちょっと、ですか?」
「ん。ちょっと」

うとうととし始めた杏を見て祐哉はくすりと笑う。
汗で顔に張りついた髪を払うと杏がとろんとした顔で祐哉を見つめていた。
腕枕をしてという合図だ。
額に口づけると首の下に腕を通して胸に抱き寄せる。
シーツを引き上げて杏の背中を撫でるとすーっと規則正しい寝息が聞こえてきた。

「おやすみ。くぅ」
「んぅ」

寝やすいいつもの定位置を探して杏がもぞもぞと動く。
祐哉の腕の中にすっぽりと収まると体を丸めて杏は本格的に眠りにつく。
杏の額に唇を寄せて祐哉も眠りについた。
日が沈んだころ、お腹を空かせてむくりと起き上がった杏にごはんごはん!とねだられてホテルのレストランでディナーをしたあとはゆったりと湯に浸かって夜のひとときを楽しんだ。
もちろんのんびりバスタイムを楽しんだあとはベッドになだれ込んで体を求め合あった。

「あっぁ!ゆ、やぁ!中、きもち、いっ!」
「私も、くぅの中で気持ちいいですよ」
「もっとっ、シテっ!」

求めて求められて夏の一夜が過ぎ去っていったのだった。


なんというか、くーちゃん甘えっ子。

2014/08/16 投稿。


  top


Copyright(c) 2014 yoma_ohkawa all rights reserved.