気持ちいい関係。

  top


16.二人のセックススタイル。


第一ラウンドは祐哉が主導権を握ったが第二ラウンドが杏が主導権を握っている。
どちらがどちらというのはないが互いに対等であるからこそどちらも主導権を握るのだ。
えっちは楽しんだほうがいいもんっとは杏の言である。

「ぁっ!ぁんっ!ゆーやっ!もっとぉぉ」
「くぅは貪欲、ですねっ」
「ぁーーーっ!は、ぁんんぅ!」

腰を振りながら祐哉のものをぐちゅぐちゅと角度を変えて飲み込んでいる。
不規則に変わる腰の動きに祐哉も翻弄されっぱなしだ。
茂みがなくなったおかげで繋がっているところがよく見える。
蕾に指を這わせて押し上げると杏の体がびくんと大きく跳ね動きを止めた。
ぴくぴくと下腹部を震わせると祐哉をこれでもかというぐらい締めつけて果てたのである。
あまりの痛みに祐哉は呻くと杏の中に白濁を注ぎ込んだ。
どくどくと杏の中を満たしていく感覚は気持ちいいの一言しかない。
満たすたびに心も体も解放されていく。
ぱたりと倒れてくる杏を抱きとめると背中を撫でる。
胸元に顔を寄せて胸にちゅと吸いつく杏はまだまだやる気だ。
舌先で祐哉の胸の飾りを転がすとちゅちゅと吸いついて楽しんでいる。

「ん」
「ゆーや。きもちいー?」
「いいですよ。くぅにそうやってされるのは気持ちがいい」
「んふ。私もゆーやの舐めるの好きだよぉ」

えへっと笑って杏は祐哉の胸に吸いついたり舐めたり噛んだりを繰り返している。
杏の中で果てた祐哉の質量が増し、中を押し広げていく。

「あーーーんっ。ゆーやっ、はやいっ」
「くぅが気持ちよくしてくれるからですよ」
「ぁ!ぁっんっ。あっ、も、くぅの、中、いっぱいぃ」

喘ぎながらちゅーと唇を突き出してくる杏に軽くちゅっとキスをすると祐哉は体を起こして対面で抱き合った。
互いにゆるく腰を揺らしながら熱を高めていく。
繋がっている場所からは白濁が溢れシーツを濡らした。

「んっんっ」
「くぅ」
「きもち、ぃぃっ」
「とろけそうですよ」
「はぁ、ぁぁっ、んぅ」

もどかしそうに杏が身をくねらせると祐哉は目を細めて杏を見やる。
白い肌は薄紅色に染まり色香をまとう。
首筋に唇を這わせて食む。
ぴたりと合わさった上半身が動くたびに擦れ、杏の立ち上がった胸の小粒が祐哉の体を刺激する。
性感マッサージもいいところだ。
うるんだ目でキスをねだる杏は口を大きく開けて祐哉を見上げている。
覆い尽くすように唇を食むと杏の首筋に零れた唾液が流れていく。
ちゅぐちゅぐと音をさせ舌を絡め合う。
上も下も繋がってどちらも大洪水だ。

「んふっ、うぅんぅ」

動きは緩くどちらかが仕掛ければ、一気に熱は爆発する。
とろとろと溢れ出す蜜と祐哉の白濁。
燃えるように互いを焦がしていた。

「ぁぁ」

甘く息をつく杏は快楽でうっとりした顔をしている。
最初こそはがつがつと貪るようなセックスばかりしていたが今ではこうやってゆったりとしたセックスもできるようになった。
祐哉としては愛撫に時間をかけたいのだが杏の体はすぐに反応をして濡れてしまう。
二、三度イカせたあとにゆっくりと愛撫をするのが祐哉と杏のセックススタイルだ。
どこまでも斜め上を行く杏に祐哉も苦笑を浮かべる。
イったあとの体に唇を這わせるのも一興。
甘い香りが強くこれはこれで堪らないのだ。

「さて。くぅ?天国に行きましょうね?」

くすりと祐哉が笑うとゆったりとした動きを早めて共に快楽の階段を上っていく。
いきなりのことで杏は息を飲むとあっという間に快楽の光を見た。
見つめ合う瞳には欲望だけが映っている。
負けるものかと杏は見返すが勝てた試しがない。

「あっ!ぁっ!す、ごぉ!いいーーーー」

打ちつけられる強さに杏は背を仰け反らせた。
祐哉がリズムよく杏の中を攻めている。
滑りもよくただただ気持ちがいいのだ。

「いいのぉ!もっと、もっと、強くしてぇええ!」
「っ」
「ゆ、やぁぁぁぁ!」

負けたくないと思っていても快楽の前で杏が勝てるはずもなくいつも祐哉に負けてばかりだ。
祐哉になら負けてもいいと杏は思っている。

「くぅ!」

祐哉が切羽詰った声で杏を呼ぶと眉間にしわを寄せて息を詰めていた。
杏が手を伸ばして祐哉の首にすがりつくと下腹部にぐっと力を込める。
いっぱい、いっぱいここへ注いで、と。

「く、はぁっ」

互いに体を小刻みに震わせて果てると杏はくったりと体をベッドに放り出した。
手足がだらしなくベッドに沈む。
どくどくと中を満たしていく心地よい熱にうっとりと酔いしれながら杏は意識を手放した。


続きが残り一話ありますが、明日更新しますorz
四話で収まらなかったのおおお。
社長さん、くーちゃんを囲ってあれこれと調教中b

2014/05/17 投稿。


  top


Copyright(c) 2014 yoma_ohkawa all rights reserved.