気持ちいい関係。

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49.くーちゃんと祐哉のお正月。


明日で年末年始の長期休暇が終わってしまう杏はリビングのソファでだらけていた。
祐哉に仕事が入っていたものの夜はセックス三昧だったのだ。
充実していただけに休みが終わるダメージは大きかった。
二日と三日の夜が激しく四日の日に汐見の家に行くと言った約束を反故しそうになったのである。
足腰が立たないほど祐哉に責め立てられ、あまりのだるさから遅くまで眠っていたくらいだ。
なんとか気合で起き上がったがだるさは抜けず、汐見の家での滞在時間が予定したよりも短くなった。
それでも汐見は杏を快く迎え入れて豪華な料理でもてなしてくれたのだ。
あいにくその日は汐見夫妻しか居らず、三人兄弟を見ることが適わなかった。

「今度写真見せてね」
「はい。必ず」
「汐見さんの旦那さんちょー格好いい」
「そ、そうですか?」
「うん。ちょー格好いいから三兄弟も格好いいはず!」
「杏さんのおメガネに適うでしょうか」

くすくすと笑う汐見に杏は肩をすくめると汐見特製の黒豆ロールを土産に持って帰ったのだ。
御節のあまりで作ったという黒豆ロールは余り物で作ったとは思えないほどのできだった。
ひと切れ食べてあまりの美味しさに感動した杏はよだれを零したぐらいである。
それを見た汐見がいそいそと持ち帰り用に黒豆ロールを用意したのは言うまでもない。

「はぁ。楽しかった冬休みがもう終わるぅ」
「寝て食べてセックスしての繰り返しでしたね」

うんーと杏は返事をした。
欲望に忠実に生活していたわりに腹部もすっきりとして体重を維持している。
珍しく正月太りをしなかったことに杏はやったーと喜んだのだ。

「食べたいものいっぱい食べてぇ、太らなくて、えっちが気持ちよくて!夢のような毎日だったなぁ」

うあーーー!と叫ぶと杏はクッションに顔を埋めて、仕事行きたくなーーーいとじたばたと足を動かしたのだ。
祐哉はほぼ仕事をしていたので杏のような反動はない。
じたばたともがく杏の頭を撫でると杏は祐哉の膝に頭を移動させてごろごろと甘える。

「くーちゃんはゆーやに甘えたい気分です」

腰に腕を回して腹部に顔を埋めるともにょもにょと呟く。
寝転がっている杏を抱き上げて膝に乗せると祐哉が唇を突き出して杏にキスをねだった。
むふっと笑った杏は祐哉の唇を啄むようにキスを繰り返す。
あむあむと美味しそうに祐哉の唇を食むと祐哉の手が杏の服を脱がせていく。

「はい。くぅ。万歳」
「ばんざーい!」

喜んで両手を挙げている杏に祐哉はくすくすと笑う。
ニットのタイトなワンピースを手繰り寄せると杏の体から一気に服を引き抜く。
祐哉の首に腕を回して、んふと誘うように杏は体をくねらせた。

「ゆーやの元気をちょーだいっ」
「逆でしょう?くぅの元気を私がいただくんですよ」
「えええー。それじゃあ、明日仕事に行けないよー」
「ずっと家にいればいいでしょうに」
「やだぁ」

べーっと舌を出す杏に祐哉は苦笑いをする。
大人しくしていない杏の舌を咥えて吸いつくと杏がううんと呻く。
舌先を甘噛みしながらブラのホックを外すとぷるんと揺れた胸をやわやわと揉みしだく。
弾力のある胸は触り心地がよくついつい揉みに揉んでしまうのだ。

「んんぅ、んっ、んーーーっ」

つんと立った頂を指先で摘むと杏の背が跳ねて祐哉の口内で叫ぶ。
んーんー唸る杏の腰に手を回すとぐっと抱き寄せて下腹部に手を這わせた。
逃げようとする杏の舌を祐哉が噛んで捕えている。

「んんっ、んぅ!」

びくんびくんと体を震わす杏を目を細めて祐哉は見やった。
肩に喰い込んでくる指先に喉の奥でくくっと笑う。
ショーツの間から指を忍び込ませてくちくちと蕾を撫で始めたところで唇を解放すると杏はぷはっと息をした。

「ぁ、ぁぁ!ぁんっ」

甘い声で啼く杏の太ももにとろりと蜜が零れた。
ゆらゆらと腰を揺らして祐哉の指を飲み込んでああんと喘ぐのだ。
中を埋め込んだ指を激しくばらばらと動かすと杏が背中を仰け反らせて果てた。
はぁはぁと息をつく杏にキスをひとつ落とすとショーツを脱がせて杏の体を反転させる。
ソファの背もたれに手をつかせ膝立ちにさせると足を大きく開かせ、背後から貫いて揺さぶったのだ。

「ひゃあああ!」
「たまには、違う体位もいいでしょう?」

立ったまま杏の体を激しく揺さぶってぴくぴくと震えている腰を撫でる。
あまりの心地よさに胸を強く掴むと杏が女豹のポーズを取って背を反らせた。

「ぁぁ、ぁ、ゆ、やぁぁぁーーーっ!」
「くぅ。いいです。気持ちいいですよ」
「んぅーーーっ」

祐哉の刻むリズムに乗るように杏も腰を振るうとソファを握り締めている指先に力を込めた。
腰を突き出すように祐哉に押しつけると祐哉もソファの背もたれに手をつく。
杏の下腹部に手を回してぐっと抱き込み腰を強く打ちつけた。
ぴくぴくと震えている杏の下腹部を撫でると祐哉はきつく締めつけられ中に白濁を注ぎ込んだ。
吐き出す気持ちよさに祐哉はああとため息をつく。
搾り取られるような感覚に目を閉じて杏に腰を押しつけ続ける。
止まることのない欲望は杏の中を満たしていった。

「ぁ、んぅ、ゆ、やぁ」
「くぅ。気持ちよすぎです」
「お腹の中、熱いよおお」

甘えてくる杏を祐哉はぎゅっと抱き締めて軽く腰を揺すった。
ぐちゅっと音を立てた場所からは祐哉のものと杏の蜜が零れ出す。
杏の足の間をとろりとしたものが流れ祐哉はくすっと笑う。

「くぅ?私はまだまだ満たされてませんよ?」
「ゆ、やぁ」

ああんと無意識に喘いだ杏は祐哉を振り返って唇を突き出す。
ちゅちゅと口づけ合うと祐哉が満足するまで杏は貪られたのだった。


くーちゃん。満たされすぎて仕事初めでだらける。

2014/05/29 投稿。


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