気持ちいい関係。

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ex02.くーちゃん、子作りに励む。


その日の杏は気合が入っていた。
一糸まとわぬ姿でベッドの上に待機中だ。
寝室のドアが開くと杏は勢いよく振り返る。
ぴょんとベッドから飛び降りて祐哉の前に立つとびしっと指を突きつけた。

「ゆーやっ!」
「はい?」
「頑張ってこども作っちゃうよ!」

目をぱちぱちとさせた祐哉はすぐに笑みを浮かべて杏の腰を引き寄せた。
ぐっと手を握り締めた杏は燃えている。
珍しく萌えるではなく燃えるなのだ。
病院に行って杏自身に問題がないことを確認するとさっそくである。

「すぐにできるとは限りませんが」
「それでもがんばるのーっ」
「そんなに私のミニチュアがほしいんですか?」
「うんっ」

意気揚々として言う杏は祐哉を押し倒すと服を剥いでいく。
脱がすというよりは剥くが正しい。
祐哉はため息をつきながらもされるがままだ。
杏の手は祐哉のものを掴んで扱いている。

「ちっさいゆーやにぎゅーってしたり、ちゅーってしたり、すりすりしたり!」
「結局そこですか」
「くーちゃん専用に!」
「大きい私ではいけないので?」
「ゆーやは言うこと聞いてくれないもーん」

かぽっと口に咥えるとんんと声をあげて杏は祐哉のものを愛撫する。
舌を絡めて吸い上げると祐哉がああと息をはく。
気持ちよさそうな顔をしている祐哉を見て杏の口元に笑みが浮かぶ。
ちゅっと先端にキスをすると唾液を垂らして滑りをよくする。
杏が祐哉の上にまたがり、硬くなった祐哉のものを中に収めながら杏は仰け反った。
押し広げられる感覚に杏は震える。
ああんと喘ぎながら杏は腰を前後に動かしてゆっくりと祐哉を収めていく。
祐哉の両手は杏に掴まれているために自由がない。
反撃に出ようと思えば出れるが杏の好きなようにさせている。
ぎゅっと祐哉の手首を掴む力が強くなり、杏の下腹部がぴくりと震えた。
はぁはぁと息をついて杏は祐哉の手を胸に導く。

「ゆ、やぁ!動いてぇ!」

杏に懇願され、祐哉は下から軽く突き上げた。
丸く形のいい胸を揉みながら祐哉ははぁと甘いため息をつく。
解されていない杏の中が徐々に祐哉の形にぴったりとなり吸いついてくるのだ。
きゅうと締めつけられ、杏の中に吐き出したくなる。

「ぁ、ぁっぁっぁっ、ぁんっ!ぁぁーーっ!」

きもちいっ!と声をあげる杏に応えるように祐哉は突き上げを強くした。
ぺたりと座り込んでいた杏の足を左右に割って開かせる。
祐哉の立てた膝に手を置くと杏は体を跳ねさせるようにリズムを刻み始めた。

「ぁんっ!ぁぁ!ゆーやぁ!はぁ、ぁっ、んぅ!」

眉間にしわを寄せて腰を振るう杏の腰を撫でながら祐哉も心地よさからかため息の連続だ。
倒れ込んでくる杏の体を抱き締めると臀部を強く握り締め、ぐちゅぐちゅと音をさせるように杏の中を掻き乱した。

「は、ああっーーー!あっぁっぁぁーーー!」

祐哉の体にしがみついて声をあげる杏の限界は近い。
舌を突き出して祐哉の舌に絡めるとちゅうちゅうと吸いつく。

「んふっ。んんぅぅーっ」

繋がっている場所を祐哉にくすぐられて杏は祐哉の舌を甘噛みする。
噛んだ舌をぺろぺろと舐めるとんもぅと怒ったのだ。

「くす、ぐったぁ、いっ」
「くすぐってるんですよ」
「あっ、ぁっ!」
「気持ちいいでしょう?」
「きもち、い、けどぉっ。んはぁ」

逃げていかないように祐哉は杏の背に手を回してころりとひっくり返す。
足を大きく開かせて体を擦りつけるように杏の体を揺さぶった。

「んあっ!ぁ、ぁぁ!」
「くぅ。素晴らしく気持ちがいいですよ」
「ぁっ、は、はぁ。わたし、もっ、ぁぁんっっ」

杏は祐哉の腰に足を絡めて腰を押しつけた。
粘膜が絡み合う音が短くなり、祐哉の吐く息も早くなる。

「ゆーや!も、だめーーーー!イクっ!イ、クぅぅ!」
「あぁ。私も、イキそう、ですよっ」

祐哉と杏の切羽詰まったような声が漏れる。
喉を突き出すように杏が仰け反ると祐哉がぐっと杏の腰を押さえつけて中を熱く満たしていった。
ぎゅっと祐哉に抱きついて杏は祐哉の白濁を受け止める。

「あ、ああ、ぁんっ」
「くぅ」
「きもち、いっ」
「私もですよ。んっ」
「ぁん!ゆ、やぁ、す、きぃ」

顔を寄せ合って口づけ合うとゆったりと腰を合わせてまどろむ。
とろんとした杏の目を見つめて祐哉は杏の髪を撫でた。
祐哉がふぅと息をつくと杏の中も落ち着いたのか締めつけがなくなり、祐哉を優しく包み込む。
一気に疲労に襲われた杏はだらりと体をシーツに投げ出す。

「つ、かれ、たぁ」
「そう、ですね」

祐哉は杏の顔の横に手をついて体を起こすと杏の頬を労わるように撫でる。
すりっと祐哉の手のひらに甘えると唇を寄せてちゅっとキスをした。

「できると、いいなぁ」
「そのうちできるでしょう」
「ん。そ、だけど」
「急いでも仕方ありませんよ」
「うん」

目を閉じた杏に覆いかぶさると背中をゆったりと撫でて額にちゅっとキスをした。
ぱちりと目を開けた杏の目元に唇を落とすと首筋に顔を埋めて祐哉も目を閉じる。
ぎゅっと杏に頭を抱き締められ、おやすみっと耳元で囁く。
ふあっとあくびをしながら返事をする杏の声を聞きながら祐哉も眠りに落ちたのだった。


63のすぐあとくらい。
こちらも収まりがつかなくなるような気がしてカットしていた話です。

2014/06/07 投稿。


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